自動販売機に「あったか~い」のコーナーが増え始めた今日この頃、秋を感じることが多くなってきましたね。みなさんにとって、秋と言えば何を連想するでしょうか。私はもちろん、「スポーツの秋」です!
私は、体を動かすことが大好きで、今もバレーボールを楽しんでいます。バレーボールを始めた当初、試合ではいつも応援席…。応援が楽しいはずもなく、「どうせ出れないし…」と、だんだん練習へ足を運ばなくなりました。バレーボールを初めて1年半が過ぎた頃、顧問の先生が「おい、セッターをやってみないか。」と私に声をかけてくれました。私は今でも、どうしてあの時私をセッターに抜擢したのかよく分かりません。しかし、その日から私は水を得た魚のように、一生懸命練習に励み、高校最後の試合の最後の一点を入れられた瞬間を今でも覚えています。
バレーボールの基本ルールは、コート内の6人で3回までに相手コートへボールを返すというスポーツです。この6人でプレーするというのがバレーの醍醐味なんです!今のサーブポールは私が取るべきだったのか、それとも後衛に任せても良かったのか、サーブが打たれた後一瞬で判断しなければなりません。そのためには、日々の練習の中で技術の向上はもちろん、6人のコミュニケーションが試されるわけです。一人ひとりのプレーがいくら上手くても、コミュニケーションがとれいないチームは試合で負けてしまいます。他にも、6人の中で調子が悪いプレーヤーがいると、周りがフォローに入り、なんとかチームの雰囲気を盛り上げます。このコミュニケーションが大事というのがチームスポーツの面白いところですね。
つい先日も大会へ出たのですが、あのコート内へ足を一歩入れた時の緊張感がたまりません。応援のときに見ていた風景とはまるで違っています。ネット越しに見える相手の目や、後衛から聞こえてくる「行け!」という声、味方までもが騙されるセッターのトス。そしてポールがなかなか落ちずにラリーが続いている時のハラハラドキドキしたあの感じ!いや~やめられないですね。
(N.H.)