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「お薦めの一冊」『竜馬がゆく』司馬遼太郎著、文春文庫(全8巻)。
この本のモデルは、倒幕と明治維新に大きな影響を与えた志士?坂本龍馬です。豪快で繊細、そして熱く奔走しながらも冷静に戦略を練る姿を司馬遼太郎は描きました。龍馬は討幕の先を見据え、日本を発展させるためには貿易が欠かせないと考え海援隊を創設しました。志の実現には多角的に物事を捉え、綿密な事業計画と仲間を増やす人的魅力が大切だと教えてくれます。
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「学生へのメッセージ」大学生の4年間で、これからの人生を幸せに生きていくための準備をしてください。人生は仕事と私生活に大別できます。皆さんは何らかの仕事を得て、生計を立てていかなければなりません。就職する、自分でビジネスを行う、どちらも簡単なことではないので、学生時代に必要な知識、能力を身につけ、必要な資格を取得してください。人生を幸せに生きていくためにはやりがいのある仕事だけではなく、楽しい私生活(家庭生活も含む)も不可欠です。そこで学生時代に交遊関係を広げ、趣味に熱中してください。One life, Many answers. 人生の生き方は一つじゃない。たくさんの生き方をできるよう、学生時代に様々なことを学び、体験し、幸せな人生のための準備をしてください。
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「メッセージ」私はアイヌ語の仕組みについて研究をしています。グローバル化の時代、英語をはじめ社会的にメジャーな言語にふれる機会は多く、異文化理解?交流の要として積極的に学ぶことが求められます。しかし、社会的にメジャーな言語だからといってマイナーな言語より本質的に優れているわけではありません。なにごともメジャーな事柄だけがすべてだと思わず、その先に広がる豊かな多様性に目を向けて考えてみましょう。
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「メッセージ」"Think Globally. Act Locally."という言葉があります。物事を考えるときは、世界を視野に入れて考え、自分の足元をしっかりと見据えて行動するという意味です。社会を取り巻く環境の変化が目まぐるしい現在、その変化は日本国内のみならず、全世界の影響を大きく受けています。"Think Globally. Act Locally."を意識して行動することで、結果的にはグローバルな行動に繋がり、地域への大きな貢献をもたらすことになります。皆さん、一人ひとりが世界や地域について関心を持ち、自分たちのできる、やさしい身近なことから、"Think Globally. Act Locally."を常に意識しながら実践に移して行くことを期待しています。
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「メッセージ」国連が定めた「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)は、2030年までに世界を変革するための17の目標が掲げられています。その1つである「つくる責任?つかう責任」では、企業の責任ある生産活動と消費者の責任ある消費行動により世の中をよりよく変えることを目指しています。現在は消費者として、卒業後は、企業人として社会をより良く発展させる人材になってくれることを期待しています。
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「メッセージ」時代、環境、災害など自分の意思に反して様々な状況が起こる人生において、「ぶれない自分軸をもつ」ことがとても重要です。真偽不明な情報や他者の言動に振り回されることなく、多角的に物事を考え整理し人生を豊かにする為の一助としてお薦めの一冊は 「亀井勝一郎著 思想の花びら」 です。心穏やかに内省し、適度な距離感で人?自然?物事と向き合っていくヒントが書かれています。人生はGive & Take 人から何かをしてもらうことばかりを期待するのではなく、まずはGiveを心掛ける。他者への思いやりや心遣いは必ずいつか自分に返ってきます。ホスピタリティマインドの発揮は精神性と行動化スキルの両輪です。そして個人から組織全体に意識を向け、ホスピタリティ?マネジメントしていくことは企業の繁栄、経済効果にも繋がります。自律した優しく豊かな社会を創るために共に学びましょう!
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「お薦めの一冊」『人工知能は人間を超えるか』松尾豊著、2015角川EPUB選書。
近年話題になっている人工知能のしくみを、人工知能研究者の視点から正確にわかりやすく解説しています。これ一冊で人工知能の歴史?現状?将来の展望を知ることができるので、これから人工知能を学びたい学生や一般教養として人工知能を知りたい学生にはお薦めの一冊です。