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　私は北海道の教員採用試験に合格し、高校の英語教員になることができました。この成果は、教職課程を指導してくださった照山先生や、共に教員を志した仲間たちなど、様々な人の協力あってこそのものだと強く感じています。この合格体験記では、一次試験と二次試験に分けて、私が実際に行い効果的だと感じた勉強法を紹介します。
　一次試験対策では、大学の図書館を活用することをお勧めします。図書館には多くの資料が揃っており、志望する教科や校種別の参考書や問題集を見つけることができます。また、図書館では熱心に勉強している他の学生も多いため、モチベーションが上がらない時には、図書館での自習をお勧めします。
　二次試験対策では、教授や仲間との協力が重要です。本番を想定した面接練習を行い、面接官と志願者に分かれて練習することで、様々な視点からの意見を得ることができます。多くの人と面接練習をすることで、自分一人では気づけない助言や回答を得られると思います。教員採用試験では、面接が最も重要とされているため、しっかりと対策することが大切です。
　以上が、私が効果を実感した勉強法です。教員採用試験を受験される方は、ぜひ参考にしてみてください。私の合格体験記が皆様のお役に立てることを願っています。

　教員になれる人というのはどういう人なのか、今や教員という仕事は大学で教育課程を取得すればもっというとやりたいと思えばなれるものになりつつあるかと思います。やる気さえあればいいという意味ではありません。多少のことに動じないメンタルはもちろん、教員であるならその科目の専門家である必要があります。結局のところ苦労するのは未来の自分です。それなら時間のある大学生活を有意義に使い、教員になるために、なった時のためにできることがあるのではないでしょうか。勉強方法等で迷った時は、同じ道を進もうとする学友やせっかくなので大学の先生に頼りましょう。親身になってくれるはずです。最後に、きっとこれを読むような人なら頑張っているでしょうから頑張れとは言いません。皆さんと教育の現場で一緒に働けることを願っています。

　みなさんはなぜ、教師を目指していますか?ほとんどの人が、自分が小?中?高の時に教師から良い影響を受けて、その教師に憧れの気持ちを抱いて、「○○先生のようになりたい」と思い教師を目指しているのではないでしょうか?実際、私もそうです。もちろんこの理由で私は良いと思います。しかしながら、実際に教師になってからの具体的なビジョンはありますか?私は「教師になってからのビジョンなんか教員採用試験に合格してからでいいや」と思っていました。けれども、教員採用試験合格から実際の採用までは本当にあっという間で時間はありません。それが私の教職における唯一の後悔です。皆さんにはまだ時間が残されています。生徒との関わり方1つをとっても、今の内から教師になってからの具体的なビジョンを考え、「あの教師のようになりたい」と言う気持ちから、「自分はこういう教師になりたい」と言う理想像への肉付けを、専門教科の知識は然り、日々の1つ1つの授業の中でも深く考えてほしいと思います。そして、今、大学にいること、教師を目指せていることは、決して当たり前のことではありません。日々、自分を支えてくれている全ての人への感謝の気持ちを常に忘れずに、これからの北海道の教育を担う唯一無二のかけがえのない教師になってください。いつかどこかで同僚としてお会いできる日を心より楽しみにしています。