学科の教育目標 Our Aims
複雑に変化する現代経済とその諸問題を探求しつつ、
学生の豊かな人間性を涵養し、
経済学を中心にして、法律学や情報学や
社会学などの社会科学分野の知識を深め、
国際的視野と地域視点を持って経済を分析する能力を高め、
その知識や分析能力を活用し、同時に、異文化理解を深め、
社会や産業の発展に貢献する人材を育成することを目的とします。
経済学科の学び Annual Curriculum
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01 CUP(キャリアアッププログラム)コース
このコースは、4プログラムから構成されています。本学が経済学部、法学部で進めてきた教育実績?実践を有機的に連携させ、資格や就職に結びつけるプログラムです。
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02 CUP(キャリアアッププログラム)コース「公共政策(公務員養成)プログラム」
法律と経済の専門科目と公務員対策科目によって、公務員として社会的貢献ができる人材の養成を目指します。基礎的能力として、法律専門科目の憲法、行政法、民法などと経済専門科目のミクロ経済学、マクロ経済学、財政学などを身につけます。同時に、公務員試験対策特別演習で一般知識、一般知能などの教養試験にも対応できる能力を身につけます。 このプログラムの学生は、公務員試験の突破はもちろん、特に地方公務員(警察官、消防官などを含む)への就職に力を発揮します。
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03 CUP(キャリアアッププログラム)コース「金融(FP)プログラム」
経済と法律の専門科目によって、経済、金融、法律(民法、会社法)の総合力をもった金融の専門家「ファイナンシャル?プランナー」として、社会的貢献できる人材の養成を目指します。基礎的能力として経済専門科目の日本経済論、国際経済論、ファイナンス論などと法律専門科目の民法、会社法、税法などを身につけます。同時に、ファイナンシャルプランニングで経済環境?金融?税制?年金制度などの幅広い知識を活かし、ライフスタイル、ライフプランをサポートする能力を身につけます。 このプログラムの学生は、銀行、証券会社、保険会社などの金融機関を目指し、特に地方銀行(農業協同組合、漁業協同組合などを含む)への就職に力を発揮します。
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04 CUP(キャリアアッププログラム)コース「情報(IT)プログラム」
情報の専門科目によって、情報管理技術者として社会的貢献できる人材の養成を目指します。基礎的能力として、プログラミング、マルチメディア、データベース、情報通信ネットワークなどITに関する基礎知識を身につけます。同時に、情報管理者として知的財産法を身につけます。 このプログラムの学生は、ITパスポート試験および基本情報技術者試験の国家資格、ウェブデザイナー検定の資格、知的財産管理技能士の国家資格の取得を目標に、システムエンジニア、情報管理技術者への就職に力を発揮します。
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05 CUP(キャリアアッププログラム)コース「社会調査プログラム」
社会学と経済学の専門科目を活かし、データの収集と分析を通じて、地域の経済や財政についての総合力を身につけ、社会に貢献できる人材の養成を目指します。基礎的能力としての資料収集法とデータ解析を学び、調査演習を通じて社会調査の実践を行い、地域問題の分析技術を習得します。同時に、地方財政、地域社会、都市経済、農業経済を通じて地域について考察する能力を養います。 このプログラムの学生は、社会調査の知識や技術を用いて、世論や市場動向を含む社会現象を捉える「調査の専門家」である社会調査士の資格取得を目標とします。市民の動向や地域の問題を分析する公務員(地方公務員)、マーケティングや流行などに鋭敏に対応する企業(大小の製造業や小売?卸売ならびに各種サービス業)への就職に力を発揮します。特に、北海道の地域社会で活躍し、地域密着した企業(地元企業)や、北海道の産業の活性化に貢献する人材を目指します。
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06 国際経済コース
グローバル化した産業社会に積極的に身を乗り出し、国際社会に貢献できる人材の養成を目指します。基礎的能力として、ビジネス能力検定、文書作成、表計算、プレゼンテーションなどのコンピュータ活用能力などのIT技術、社会調査に関する技術を身につけます。同時に、経済学の基礎思考(ミクロ経済ならびにマクロ経済の視点)を身につけます。 特に、日本経済ならびにアジア?西欧諸国の実態(企業の現場)を理解し、国際的視野で思考し、分析する能力を身につけていきます。 このコースの学生は、主に企業(製造業や小売?卸売ならびに各種サービス業)への就職に力を発揮します。
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07 地域経済コース
地域社会に貢献できる人材の養成を目指します。基礎的能力としてビジネス能力検定、文書作成、表計算、プレゼンテーションなどのコンピュータ活用能力などのIT技術、社会調査に関する技術を身につけます。同時に、経済学の基礎思考(ミクロ経済ならびにマクロ経済の視点)を身につけます。 特に、地域(とりわけ北海道)に焦点を当て、フィールド調査で地域社会の現場を理解しながら、地域視点で産業や文化を含む社会を思考し、分析する能力を身につけていきます。 このコースの学生は、北海道地域社会の活性化を目指し、地域に密着した企業(地元企業)への就職に力を発揮します。
学科での4年間 Your Four Years at the Department
目指せる資格や検定 Qualifications and Certification Programs
- ファイナンシャル?
プランナー - 社会調査士
- 情報処理技術者試験
- 知財管理技能士
- 教育職員免許状(中学校「社会」、高等学校「地理歴史」、「公民」)
- 個人情報保護士
講義紹介 Lecture Introduction
ゼミナール?
研究活動紹介
Seminars & Research
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浅川 雅己 ゼミ
「いまの社会が幸せに生きるための環境」
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井上 仁 ゼミ
「金融」
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王 佳星 ゼミ
「実証環境経済学」
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大國 充彦 ゼミ
「自校教育と大学の地域連携」
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片山 一義 ゼミ
「日本の社会保障制度(医療保険,年金保険,雇用保険など)」 「労働経済に関わる様々な現象(雇用?失業問題,賃金などの労働諸条件)」 「文献収集の仕方,統計書等の基礎的資料を利用の仕方等の手法」
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小池 英勝 ゼミ
「コンピュータによる問題解決」
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高田 洋 ゼミ
「社会的なこと」
「社会の見方を養うことを目的」 -
高橋 寛人 ゼミ
「国際経済」「世界経済」
「モノやお金、人などの国際的な移動についての経済学」 -
田代 歩 ゼミ
「財政学」
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南川 高範ゼミ
地域経済、マクロ経済学、データ分析
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森 邦恵ゼミ
「応用ミクロ経済分析」 「消費者行動」
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森田 彦ゼミ
「コンピュータの様々な処理を可能にしているプログラミング」
「人工知能のプログラミングやスマホのアプリ開発」 -
山田 智哉 ゼミ
「データを用いた自治体研究」
「データ分析の方法」「ゼミ論文」 -
湯川 郁子 ゼミ
「歴史の素材となる資料を読み解く方法を学ぶ」 「日本経済史の基本文献の講読」
卒業後の進路 Paths after Graduation
金融?保険業、サービス業、卸?小売業、運輪?通信業、旅行?観光業、不動産業、公務員、中学校?高等学校教員、大学院進学など